牛窓町には牛窓海水浴場以外にも砂浜が点在しています。今年は海からあがる初日の出を見ようと候補地を探して いました。まぁその過程で牛窓町のいろいろな東向きの浜を調べてみました。詳しく調べると、牛窓町からは 普通の標高では、どうあがいても小豆島からあがる初日の出しか拝めないと言うことが分かりましたが・・・ 初日の出以外の面では、それになりに横に広い水平線が見えるところがあります。瀬戸内海は島が多いために水平線って 意外に見えないんですよね。だから昼間にここに来ると、おっミニ太平洋などと思ってしまいます。 なかなか気持ちの良い景色でした。やはり牛窓は良いところですなぁ〜。 追記(2005/01/16)

牛窓町は日本のエーゲ海とも呼ばれています。 牛窓海水浴場はその名の通り牛窓町にあり、そのすぐ両脇には船の停泊場、岩場が連なっています。 停泊場では釣り人がたくさんいることがあります。トイレ、駐車場、海の家はありますが、シャワーがないようです。 ５分ほど行けばやけに駐車場の広いファミリーマートがあります。

ところであまり広くない砂浜ですが、ここで海水浴が楽しめるのでしょうか・・・？　 貝殻が落ちていたり、ゴミが多かったり、海からいろいろなものが打ち上げられていたり。 シーズンオフ中に見て回っただけなのでなんともいえませんが、お世辞にもきれいな海水浴場とは・・・ でも普段から掃除してなかったらもっとゴミがあるだろうから・・・地元の方々には感謝感謝ですが。 けれども、泳ぐのであれば西脇海水浴場に行ったほうが気持ちよく泳げるのでは？とも思います。 人がどのくらい来るのかにもよるでしょうけど。

近くには神社が二つあり、山の上に向かっていくほうにある神社は牛窓神社と呼ばれ、幽霊さんが出るそうです。 昔の花嫁さん姿で、頭から文金高島田を被っているという・・・そちら系の嫌いな方はあまり暗くなってから 近づくのはやめたほうがいいかもしれませんねぇ・・・。 何人か幽霊を見て、石段から落ちて怪我をした人もあるそうですが・・・。 さてさて真意のほどはどうでしょう？ しかし神様を奉っているところで幽霊が出るというのもお粗末な話で、 その雰囲気から悪趣味な人が広めたと推察されますけど。

その牛窓神社ですが、(自称)気さくでシャイな神主さんがおられます。 張り紙がしてあるので、時間のある方は神主さんに話し掛けて、 お話を聞いてみるのもまた旅の楽しみかもしれません。 （私は神主さん以上にシャイ（笑）なので話しかけていませんが（＾＾;） ちなみに鳥居のうえに石を投げて乗っかれば幸せになれるそうです。 周りに気をつけて投げてみては？くれぐれも人や家に当てないように！（笑） そうそう、万葉集の歌を書き記した看板もありましたね　柿本人麻呂[伝]の。

岩場にはいろいろな生き物がいます。 ヤドカリ、イソガニ、イトマキヒトデ、ヒトデ、バフンウニ、ヒザラガイ、カメノテ・・・ ここは散策にはもってこいでしょう。 足場は比較的しっかりしていますが、草履や底のツルツルなスニーカーはやめたほうがいいと思います。

タガネやハンマーを持っていけば、ここでは牡蠣(カキ)が大量に取れます　１００パーセント天然ものです。 少し小ぶりではありますけど。生で食べるのはお勧めしませんが、牡蠣鍋など作ってみるのもいいんじゃないでしょうか？

ほかにも食べることのできるお魚、貝、海草等が結構あります。 浜辺でバーベキュー（しても良いのか？）のように・・・うーん・・・いいいですねぇ! 釣りや海草採りと平行して楽しめば、キャンプを張るなり車中泊なりできますよね。

最後に、遠くから見る牛窓の景色は日本のエーゲ海かもしれませんが・・・ 近くによって海を見ると、ちょっと言い過ぎかな？なんて思ってしまいます。 悲しいかな、瀬戸内海が汚れてしまっているから仕方ないけれど・・・ それに本物のエーゲ海を見たことがないのでなんとも言えません（笑

それでも、少し車を走らせるとオリーブ園や整然としたヨットハーバーなど 見所も多く、ちょっとした旅行にはいいかもしれないですね。 牛窓のような町は、自転車でも積んで、サイクリングすればホント気持ち良いでしょうね〜。