海水浴場と言えば、東は岡山の「渋川海水浴場」。それに対して西は倉敷の「沙美海水浴場」。 沙美海岸には西浜と東浜があるんですが、東浜はどちらかというと漁師さんやら近所の方のプライベートビーチといった感じで、 駐車場も見つからないし、狭いしなので西浜の方を紹介します。
で、こちら倉敷の沙美海岸西浜ですが、訪れたのは海水浴シーズンから離れた秋口から冬であったため、人影はほとんどなし。 そのせいもあるのか、とにかく広い!そう感じました。岡山の海水浴場の中では渋川とさすがに肩を並べるだけの広さはあります。 人工浜というだけあって、海水浴場としてはよく整備されています。駐車場も広いし、トイレに、街灯もあります。 暖かくなれば夜には恋人たちが甘く語り合う、な〜んて良い雰囲気に浸れそうです・・・ま、我々にはまったく関係ないですが・・・。
ただ・・・防波堤にはフナムシが多いので、そちら系の嫌いな方は近づかないほうがいいかもしれません。 ちなみに防波堤の向こう側は少し沈みつつあるらしく、満潮のときに防波堤伝いに歩いていきますと危険です。 途中から水没しつつあるので、下手したらはまって入水自殺になりますので・・・。 いくら街灯があるとはいえやはり夜歩くときは懐中電灯は必携でしょう。
お昼時にゆっくり歩いて、まったりしながら貝殻などを探索するのであれば半日くらいはゆうに過ごせます。 15分ほど行けばコンビニやスーパーもちらほら・・・。 あ、あと注意しなくてはいけないのは、こういうところではお約束となっていますが,花火は禁止されています 夏場に浜で花火、などと言いながらここでやっていたらおそらく通報されますのでそこはご注意ですね。
ちなみによく整備されている、ということはイコール岩場も少なく、あまり大きな生き物などは多くありませんでした・・・。 ただ、所々ある貝殻の溜まり場にはムシロガイ、イソニナ等の穏やかな海に生息する巻き貝の殻がよく見うけられました。 大潮の後のよく引いた場所ではアカニシ、ツメタガイなどの比較的大きな握りこぶし大の貝、タイラギなど大形2枚貝、 バフンウニ、ホヤなどが打ち上げられていました。珍しいところではアサリの生きているものも・・・。 と、いうことはここでは潮干狩りもできるかもしれないですね。