ここは、出崎海水浴場はシーズン以外、閉鎖されています・・・。 林原グループの私有地で、林原のチンパンジーの研究施設がありますので、つまりはシーズン以外に行っても鉄の厚い扉が下りています。

そこはうまいことチャンスがあり、合法的に・・・と、いうか大学のツテではいることができました。 しかし、どうやら一般の方は入れないようです・・・やはりシーズンにしかチャンスがありません。 ちなみにシーズン中でも研究施設は開放していないそうなので、お猿さんの奇声が聞こえても近づかないでください、だそうです。 一般開放する日もあるそうなので興味のある方はお問い合わせするなどして行ってください。

ここは小さな浜が点在している、といった感じです。 海草がなければ、そこそこ浜辺はきれいです。砂の目は細かいです。岩場のあたりは粗いですが・・・。 ただ、どこぞのアホウがテレビなど大形のごみを捨てていっていたり、バブル時代に作ったのであろう建造物の残骸などがあり、 浜辺から上がるとかなり興ざめです。海までわざわざ行ってゴミを捨てるアホウにはホンマため息です。マナーを守らない人は行ってほしくないものです。

海水浴、というよりは岩場の探索のほうが面白いかもしれません。 ウニ、ヒトデ、ヤドカリ、イソガ二といったポピュラーな生物が多いです。 岩場も多く、冒険心をくすぐられる方には少しお勧めです。

岩場で釣り糸をたらせばカサゴ(アカメバル)などが釣れそうです。 ちなみにうちの隣の研究室の助教授は、小さなアメフラシなどを捕まえておりました。 いわく、｢まだ命名されていない生き物も多い。｣そうです。ただし大きさは一ミリ以下の小さな生物ですが・・・。 探し始めて３０分ほどでそういう節足動物を見つけておられました。 自信があればフィルムケース、専門書、ピンセット、ルーペなどを持って探してみても面白いかも。 ちょっと学識のある方ならきっと!？